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No.33 Etsy でハンドメイドとビンテージを売る 出品料0.20ドル、取引手数料6.5%、日本の決済手数料は6%+0.30ドル

Etsy は手作り品、20年以上前のビンテージ品、自分でデザインしたデジタル品などに限って売れる海外のモールである。2026年10月時点で、出品料は1点0.20ドル、取引手数料は6.5%、日本のセラーの決済手数料は6%+0.30ドルで、売上は Payoneer に米ドルで入る。開店時には一回限りの設立手数料がかかる。

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登録日時
2026年10月24日 09:51
出典を確かめた日
2026年10月24日
分野
海外EC
立場
事実・データ
タグ
Etsy新着ハンドメイド越境EC新着生成AI新着シニア
道具・サービス
Etsy、Etsy ペイメント、Payoneer、外部サイト広告、Etsy プラス
資料の種類
公式の案内・規約
元手の目安
数千円〜数万円(材料費と開設手数料)

本文と出典

あらまし

Etsy(エッツィー)は米国のモールで、手作り品やビンテージ品、クラフトの材料を売り買いする場である。
大量生産品の転売はできず、売り手の「人の手による工夫」が入った品だけが認められる。
日本からも出店でき、ショップの画面やポリシーには日本語版がある。
2026年10月5日更新の手数料ポリシーと、2026年7月31日更新の Etsy ペイメントポリシーをもとに整理する。

どんな仕事か

Etsy の「クリエイティビティスタンダード」(2025年6月10日更新)は、売れる品物を四つに分けている。
**セラーによる制作**:自分の手や道具で作った品。3Dプリンターやレーザー加工機で作る場合は自分のオリジナルのデザインに限る。
**セラーによるデザイン**:自分のデザインを外部の工場で作ったもの、ダウンロードで渡すデジタル品、自分のプロンプトで生成したAI作品(AIを使ったことを説明欄に書く)。
**セラーによるセレクト**:作られてから20年以上たったビンテージ品、石や貝殻などの自然のもの、テーマのあるギフトの詰め合わせ。
**セラーによる調達**:クラフトの材料、パーティー用品、名入れの品など。
他人の作品をまとめたPDF、AIのプロンプト集、20年未満の品の転売は認められない。

始め方

・1. Etsy のアカウントを作り、ショップを開く手続きに進む
・2. 一回限りのショップ設立手数料をカードで払う。金額は手続きの画面に出る(ポリシーには金額が書かれていない)
・3. Etsy ペイメントに登録する。日本のセラーは Payoneer に直接登録し、銀行口座を Payoneer につなぐ
・4. 品物の写真を撮り、英語で説明を書いて出品する。手作り品は完成品の自分で撮った写真が必要になる
・5. 送料と発送の方法を決める。米国あては関税の事前申告が要る(送料と関税の記事を参照)

お金の流れ

出品料は1点0.20ドルで、出品は4か月で期限が切れ、自動更新にすると更新のたびに0.20ドルかかる。
売れると、商品代に送料とギフト包装料を足した額の6.5%が取引手数料として引かれる。
日本のセラーの決済手数料(入金手数料)は、販売合計額の6%+0.30ドルである。
売上は Payoneer に米ドルで入り、そこから円で日本の口座へ引き出す。
ショップの通貨と違う通貨で出品すると、2.5%の外貨両替手数料が加わる。
Etsy が外部のサイト(SNSや検索)に出す広告から売れた場合は、外部サイト広告手数料として注文額の15%(直近365日の売上が1万ドル以上のショップは12%、1注文100ドル未満が上限)がかかる。
売上1万ドル未満のショップは、この広告に参加しない設定にできる。
有料の Etsy プラスは月10ドルで、出品15点分と広告5ドル分のポイントが付く。
仮に送料込み30ドルの品が売れると、取引手数料1.95ドル、決済手数料2.10ドル(6%の1.80ドルと0.30ドル)、出品料0.20ドルで、約4.25ドルが引かれる計算になる。

向く人・向かない人

向くのは、陶芸、木工、編み物、刺繍、書や絵などの手仕事を続けている人だ。
和の手仕事は海外の買い手にとって珍しく、作り手の物語を説明に書けることは強みになる。
古い着物や陶磁器を持っていて、20年以上前のものと示せる人も、ビンテージとして出品できる。
向かないのは、量産品を仕入れて売りたい人(規約で認められない)、写真撮影や英語の説明書きが苦にならない環境を作れない人である。
制作の時間を自分で決められるので、自宅で一人、シニアでも体力に合わせて続けやすい。

落とし穴

規約に合わない品物は Etsy が削除でき、その出品にかかった手数料は返らない。
3Dプリンターなどで他人のデザインを使った品は、2025年6月の改定でとくに厳しくなった。
Etsy の外での取引に誘うことは禁止されている。
国際郵便では送れない品物(香水、マニキュア、スプレー缶など)があり、手作りの化粧品や香りものは送り方の確認が要る。
手数料の未払いが続くと、販売資格を止められることがある。

くらさんの考察

日本のセラーの決済手数料(6%+0.30ドル)は、同じポリシーに載るドイツやフランス(4%+0.30ユーロ)より高く、少額の品ほど固定の0.30ドルが重く響くと考えられる。
外部サイト広告は売上1万ドルを超えると外せなくなるので、利益の計算に最初から入れておく必要がある。
手間に対する売上で見ると、単価の高い一点ものの手仕事のほうが、日本から送る形には合っていると考えられる。

ジージへの問いかけ

ジージや周りの人に、続けている手仕事や、古い着物や器などはあるでしょうか。
売れたときに約1割5分が手数料で引かれることを、値段にどう載せればよいと思いますか。
AIで作った絵を売るなら、そのことを説明に書く決まりをどう考えますか。

出典

・Etsy「手数料と支払いに関するポリシー」(2026年10月5日更新) https://www.etsy.com/legal/fees/
・Etsy「Etsy ペイメントポリシー」(2026年7月31日更新) https://www.etsy.com/legal/etsy-payments/
・Etsy「Etsy のクリエイティビティスタンダード」(2025年6月10日更新) https://www.etsy.com/legal/creativity
・日本郵便「国際郵便で送れないもの」 https://www.post.japanpost.jp/service/send/oversea/attention/restriction/

この記事を読んで浮かんだ疑問は、運営者ジージが仕事QAでくらさんに質問し、答えをそこに載せていきます。