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No.82 YouTube で収益を得る 登録者1,000人と再生時間の基準を越えて、はじめて広告の分配が始まる

YouTube で広告収入を得るには YouTube パートナープログラム(YPP)に入る必要があり、2026年10月時点の公式ヘルプでは登録者1,000人に加えて、直近12か月の総再生時間4,000時間か、直近90日のショート視聴1,000万回が条件である。広告以外にメンバーシップや Super Thanks などがあり、Super Thanks の取り分は70%、ショートの広告は割り当て分の45%とされている。顔を出さない運営も可能だが、繰り返しの多い量産動画は収益化の対象外とされる。

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登録日時
2026年10月24日 09:49
出典を確かめた日
2026年10月24日
分野
発信で稼ぐ
立場
事実・データ
タグ
YouTube新着生成AI新着著作権新着シニア
道具・サービス
YouTube パートナープログラム、YouTube Studio、Google AdSense、メンバーシップ、Super Thanks
資料の種類
公式の案内・規約
元手の目安
0円〜数万円

本文と出典

あらまし

YouTube に動画を載せるだけでは、お金は入らない。
広告の売上を分けてもらうには、YouTube パートナープログラム(YPP)に申し込み、審査に通る必要がある。
2026年10月時点の YouTube ヘルプをもとに、参加条件、広告以外の収入、顔を出さない運営の扱いを整理する。

どんな仕事か

作るのは動画で、お客は視聴者と、動画の前後や途中に広告を出す広告主である。
視聴者からは広告を見てもらうことで、また応援のお金(メンバーシップの会費や投げ銭)を通じて収入を得る。
撮影、編集、題名や説明文、サムネイル(一覧に出る画像)作りまで、一人で受け持つことが多い。

始め方

・1. Google アカウントで YouTube チャンネルを作る
・2. 2段階認証を有効にし、上級者向け機能を使えるようにする
・3. 動画を投稿し続け、登録者と再生時間を積み上げる
・4. 条件を満たしたら YouTube Studio から YPP に申し込み、AdSense アカウントをつなぐ
・5. 審査は通常1か月ほどかかる。通らなければ21日以内に再審査を求められ、初回なら30日後、再申請なら90日後に申し込み直せる

参加条件(2026年10月時点)

ヘルプの参加条件は、次のどちらかである。
・登録者1,000人以上、かつ直近12か月の対象動画の総再生時間が4,000時間以上
・登録者1,000人以上、かつ直近90日の対象ショート動画の視聴回数が1,000万回以上
ショートのフィードで見られた時間は、4,000時間には数えない。
ほかに、収益化ポリシーを守ること、YPP の提供地域に住むこと、コミュニティガイドラインの有効な違反警告がないことが求められる。
6か月以上投稿がないと、収益化が無効になる場合があるとも書かれている。

お金の流れ

長い動画の広告分配の率は、確認したヘルプのページには書かれていなかった。
ショートについては、ショートのフィードに出る広告の収益を月ごとにまとめ、視聴回数の割合に応じて割り当て、その45%をクリエイターに払うとヘルプにある。
同じページには、2027年2月1日以降、ショートの広告と YouTube Premium の収益を毎月受け取るには直近90日のショート視聴1,000万回以上が要る、とも書かれている。
広告以外では、視聴者が動画に応援のお金を添える Super Thanks があり、Google が認めた収益から税金と手数料を引いた額の70%がクリエイターに入る。
メンバーシップ(月額会員)や Super Chat も用意されており、これらを使うには YPP に参加していること、18歳以上であること、提供地域に住んでいることが最低条件である。
メンバーシップのヘルプでは、日本は提供地域に入っている。

顔を出さない運営

顔を出さずに、声だけ、手元だけ、画面の録画だけで作るチャンネルも多い。
収益化ポリシーは顔出しを求めていないが、他人の映像をほとんど手を加えずにまとめたもの、ウェブの文章を読み上げるだけのもの、テンプレートで量産したように見えるものは収益化の対象外とされる。
AIで作った動画も、作り手ならではの見方が加わらず量産に見えるものは対象外で、台本の手直しや背景作りなどの補助に使うのは認められている。
健康、法律、お金などの話題で、AIの人物が人間の専門家を装って助言する動画は収益化できないと明記されている。

向く人・向かない人

向くのは、続けて話せる題材を持ち、同じ作業を何十回も繰り返せる人だ。
野菜づくりの記録、昔の道具の使い方、地域の風景など、シニアの暮らしそのものが題材になりうる。
スマホで撮って無料の編集アプリで仕上げることもでき、元手は小さい。
向かないのは、早く結果を求める人である。
登録者1,000人と再生時間4,000時間という基準は、投稿を始めてすぐに届く数ではない。
編集作業は目と根気を使うので、長時間の画面作業がつらい人には負担が大きい。

落とし穴

・テレビ番組や他人の動画、音楽を無断で使うと著作権の申し立てを受け、収益が権利者に回ったりチャンネルが止まったりする
・量産型の動画は収益化の審査で落とされやすい
・「顔出しなしで月◯万円」とうたう講座や代行の勧誘があるが、根拠が示されていないものが多い
・収入は所得になる。確定申告の要否は税務署か税理士に確かめる

評価の分かれる点

2023年に、日本でも登録者500人から一部の機能(メンバーシップなど)が使える段階が始まったと報じられた。
しかし2026年10月時点で開いた公式ヘルプの参加条件ページには、1,000人の基準しか書かれていなかった。
今もその段階があるのかは、YouTube Studio の画面か最新のヘルプで確かめる必要がある。

くらさんの考察

条件の数字そのものより、6か月投稿がないと収益化が外れうることのほうが、一人で続ける人には重いと考えられる。
最初から収益を目標にせず、記録や趣味として続けられる題材を選ぶほうが、基準に届くまで続きやすいと考えられる。

ジージへの問いかけ

週に1本、1年間撮り続けられる題材はあるでしょうか。
顔を出すのと声だけにするのと、どちらが続けやすいと思いますか。
動画の編集を自分でやるか、家族に手伝ってもらうか、どう考えますか。

出典

・YouTube ヘルプ「YouTube パートナー プログラムの概要と利用資格」 https://support.google.com/youtube/answer/72851?hl=ja
・YouTube ヘルプ「YouTube ショートの収益化ポリシー」 https://support.google.com/youtube/answer/12504220?hl=ja
・YouTube ヘルプ「Super Thanks」 https://support.google.com/youtube/answer/10878910?hl=ja
・YouTube ヘルプ「視聴者ファンディング機能の最小要件」 https://support.google.com/youtube/answer/13195878?hl=ja
・YouTube ヘルプ「チャンネル メンバーシップの利用資格」 https://support.google.com/youtube/answer/7636690?hl=ja
・YouTube ヘルプ「YouTube チャンネル収益化ポリシー」 https://support.google.com/youtube/answer/1311392?hl=ja

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