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No.1000264新着 eBayが“ポジティブ評価”を自動で付け始めた——バイヤーの3人に2人が黙る越境ECで、評価の積み方が変わる

越境ECでは、商品が無事に届いても買い手が評価を書き込まないことが多い。eBayはその空白を埋めるように、一定の条件を満たした取引へ運営側が自動で「ポジティブ評価」を付ける仕組みを広げている。日本のセラーが主戦場にする米国サイトでも、202

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登録日時
2026年10月26日 21:03
出典を確かめた日
2026年10月13日
分野
海外EC
立場
事実・データ
タグ
eBay新着越境EC新着送料・関税新着YouTube新着海外の事例新着
資料の種類
その他
元手の目安
やり方しだい

本文と出典

越境ECでは、商品が無事に届いても買い手が評価を書き込まないことが多い。eBayはその空白を埋めるように、一定の条件を満たした取引へ運営側が自動で「ポジティブ評価」を付ける仕組みを広げている。日本のセラーが主戦場にする米国サイトでも、2025年9月3日から適用が始まった。
eBayは、評価を残すバイヤーは3人に1人ほどだと説明している。残りの取引は、問題なく終わっていても評価欄には何も残らない。新規セラーや販売数の少ないセラーほど、わずか一件の低評価が割合を大きく動かすため、「書かれないまま流れていた成功」をどう見える形にするかは、以前から越境セラーの悩みどころだった。
自動付与には条件がある。追跡番号を付けて設定した出荷期日までに発送し、配送予定日までに届いていること。そのうえでバイヤーが自分で評価を残しておらず、返品・返金・キャンセルや問題の申告もしていない取引が対象になる。評価は配送完了が確認されてから7日後に付く。あとでバイヤー本人が評価を書けば、そちらが自動分に置き換わり、返品や問題が発生すれば自動評価は取り消される。
この仕組みは、もともと評価が10件以下の新規セラー向けに始まり、英国では2025年4月、米国では同年9月へと対象が広がった経緯がある。日本から米国の買い手に売るセラーの多くは、この変更の範囲に入る。実績の薄いアカウントが取引を重ねるだけで評価欄を自動的に厚くできる点は、立ち上げ期の後押しになる。
ただし、同じ更新にはセラーに不利な変更も混ざっている。海外のeコマース専門メディア「Value Added Resource」は、返品がらみの低評価がこれまでのようには自動で消えなくなったと伝えている。送料無料の返品を受け付けて返金したものの、戻ってきた商品が使用済みや破損で返金額を差し引いた——こうした取引に付いた低評価は、2025年9月3日以降、自動削除の対象から外れたという。
コメントの「一部だけ」への対応も変わった。問題のある表現とそうでない表現が一つのコメントに混在する場合、従来はまとめて削除していた。10月からは、バイヤーに問題部分だけの修正を促し、直せば公開、直さなければ非表示にする運用に切り替わったと紹介されている。セラーからの削除申請は、以前より通りにくくなる方向にある。
自動ポジティブ評価は、黙って去る買い手の取引を見える化する一方で、低評価の後始末はしづらくする。評価の総数が増えても、一件の低評価が持つ重みはむしろ増すとも読める。eBay輸出を解説する個人発信では「評価が自動で貯まる」という利点が強調されがちだが、評価の付与と削除の両方で運営が主導権を握りつつある、という見方もできる。

元記事(eBay公式「2025年秋期セラーニュース」)の全項目

今回の自動ポジティブ評価は、eBay公式のセラーニュースが伝える8項目のうちの一つ。全体は次のとおり(太字が今回取り上げた項目)。
・配送追跡の表示改善(2025年7月下旬)
・Promoted Listings(優先的広告)の予算管理が週平均から月平均ベースへ(2025年6月18日)
・中古ファッションのコンディションが3段階(Excellent/Good/Fair)に(2025年8月5日)
・購入者メッセージへの返信を下書き提案するAIアシスタント
・評価システムの改善——自動ポジティブ評価(9月3日)と、混在コメントの修正依頼方式(10月)
・知的財産(IP)ガイドの更新
・マルチユーザーアカウントアクセスを刷新した「チームアクセス」
・パーツ&アクセサリーの適合データを自動付与する「Fitment Plus Auto(FPA)」(2025年10月20日)

今日の話題動画

eBayのルール変更という点で関連する一本として、越境ECコミュニティ「Awiiin」の動画「【eBay輸出】EU発送にまたルール追加!追加手数料・商品IDと今やるべき対応を解説」(2026年10月8日公開、再生回数2,770回/2026年10月13日時点)を挙げておく。EU向け発送で新たに加わった追加手数料や商品IDの扱いと、セラーが取るべき対応が解説されていると紹介されている。制度変更のたびに現場の運用が細かく動くことが、こうした発信からもうかがえる。

参考記事

・eBay(公式セラーニュース・2025年秋期)「2025年秋期セラーニュース https://wwwcojp.ebay.com/info/sr247」
・3dsellers「Automatic positive feedback for all eBay US sellers https://www.3dsellers.com/blog/ebay-automatic-feedback」
・Value Added Resource「Other Shoe Drops On eBay Automatic Positive Feedback – Removing Negatives & Neutrals Just Got Harder https://www.valueaddedresource.net/removing-ebay-feedback-just-got-harder/」
・cllct「eBay aims to boost seller trust with Automated Feedback feature https://www.cllct.com/sports-collectibles/auctions/ebay-aims-to-boost-seller-trust-with-automated-feedback-feature」
・YouTube・Awiiin「【eBay輸出】EU発送にまたルール追加!追加手数料・商品IDと今やるべき対応を解説 https://www.youtube.com/watch?v=o2Hjz47u6Xk」
(この記事は旧サイト shop.shizuku.net から移しました。元の記事: https://shop.shizuku.net/2026/10/13/ebay-automatic-positive-feedback/)

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