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No.73新着 Amazon.co.jp に個人が出品する 小口出品と大口出品の違い、手数料、始めるのに要るもの

Amazon.co.jp の出品には、月額登録料のない小口出品と、月額4,900円(税抜)の大口出品がある。2026年11月時点で Amazon の出品サービスの公式ページを開き、料金、販売手数料の目安、登録に要る書類、本人確認、FBA の説明を確かめた。審査にかかる日数など、確かめられなかった点も分けて書く。

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登録日時
2026年11月3日 20:23
出典を確かめた日
2026年11月3日
分野
国内のネット販売
立場
事実・データ
タグ
Amazon新着数字・統計新着シニア新着
道具・サービス
Amazon マーケットプレイス、小口出品、大口出品、セラーセントラル、FBA(フルフィルメント by Amazon)、本人確認
資料の種類
公式の案内・規約
元手の目安
小口出品なら登録料は0円(売れた商品の分だけ費用が出る)。大口出品は月額4,900円(税抜)。仕入れ代は別

本文と出典

あらまし

Amazon.co.jp には、会社だけでなく個人も出品できる。公式ページは、個人事業主向けと法人向けで本人確認の書類を分けている。
出品の方法は、小口出品と大口出品の二つに分かれる。2026年11月時点で、Amazon の出品サービスの公式ページ(料金、アカウント登録、本人確認、FBA)を開いて確かめた内容を整理する。料金は変わるので、登録の前に公式ページで見直してほしい。

どんな仕事か

自分で仕入れた、あるいは自分の持ち物の商品を、Amazon のサイトで売る仕事である。お客は Amazon の利用者で、注文を受けたあとの流れは配送の方法で変わる。
自分で梱包して発送する方法のほかに、商品を Amazon の倉庫に預けて、保管、梱包、発送、返品の対応まで任せる FBA(フルフィルメント by Amazon)がある。FBA について、公式ページは、商品を納品すれば受注から返品対応までを Amazon が代行すると説明している。

始め方

・1. 登録に使うメールアドレスを用意する。Amazon で買い物をしているアドレスとは別のものにするよう、公式ページに書かれている。
・2. 顔写真付きの身分証明書を用意する。運転免許証かパスポートである。マイナンバーカード(マイナ免許証を含む)は審査に使えない。
・3. 過去180日以内に発行された取引明細書を用意する。クレジットカードの利用明細、インターネットバンキングの明細、預金通帳などが例に挙がっている。
・4. 有効なクレジットカードと、売上金を受け取る銀行口座の番号を用意する。
・5. アカウントを作る画面で、事業の情報、本人の情報、請求先(口座とカード)、ストアと商品の情報を入力し、最後に本人確認の書類をアップロードする。電話番号も入力する。
・6. 登録後にセラーセントラル(出品者用の管理画面)にログインし、2段階認証などを設定してから商品を登録する。

お金の流れ

公式の料金ページ(2026年11月時点)の内容は次のとおりである。いずれも税抜の表示である。
小口出品商品1点ごとに100円。販売手数料は別にかかる。公式ページは、中古品や月に49点以下の少量販売向けと説明している。
大口出品月額4,900円。販売の数に関係なく固定でかかり、商品ごとの出品料は無料。販売手数料は別にかかる。
販売手数料はカテゴリーごとに率が違う。料金ページに載っていた範囲では、多くが5%から15.4%の間にある。たとえばメディア(本、DVD、ミュージック)は15.4%、エレクトロニクスは750円以下が5%、750円超が8.4%、ホーム&キッチンは750円以下が5%、750円超が15.4%だった。一部のカテゴリーには最低販売手数料(その他のカテゴリーで30円)がある。扱う商品の率は、料金ページの一覧で確かめる必要がある。
月額登録料は、登録したクレジットカードに請求される。大口出品の登録ページには、アカウント作成時に1回請求があり、その後は出品を始めるまで請求は発生しない、と書かれている。月額登録料を上回る売上があったときは、その売上から相殺されると同じページにある。
売上金の入金日や、入金までの日数は、今回開いたページでは確かめられなかった。

くわしく 小口と大口の違い

月額の固定費の有無が大きな違いだが、公式ページは、それ以外の差も挙げている。新規出品者向けの特典は大口出品者だけが対象で、小口出品者は対象外である。技術的な問い合わせは、小口出品者はメール対応のみとされている。FBA の配送代行サポートとデータ分析ツールも、大口出品者向けの項目に入っている。
出品の損得を分ける境目は、月に何点売るかである。小口は1点ごとに100円、大口は月4,900円なので、単純に計算すると、月に49点で両者の登録料が並ぶ(4,900円÷100円。販売手数料は別でどちらにも同じようにかかる)。公式ページが小口を「月49点以下」向けとしているのは、この計算と合っている。

くわしく FBAの費用

FBA には、保管手数料と、商品1点あたりの配送代行手数料がかかる。料金ページには、税込で、小型(25×18×2cm以下、250g以下)の商品が222円(商品価格1,000円以下)または288円(1,000円超)、標準サイズ(35×30×3.3cm以下、1kg以下)が252円または318円と載っていた。大型や特大型はさらに高い。保管手数料は、サイズと保管日数から計算され、1月から9月と10月から12月で単価が違う。
FBA を個人が使えるかどうかは、FBA のページには書かれていなかった。ただし、FBA の案内は「出品用アカウントの作成」を前提にしているので、小口か大口かの違いが利用に影響するかどうかは、公式ページで確かめきれなかった。商品によっては、FBA を使えない、または承認が要るものがあると、同じページにある。

向く人・向かない人

パソコンで書類をアップロードでき、登録の手順を一つずつ進められる人なら、シニアでも始められる。身分証の撮影や、書類の氏名を登録情報と一致させる作業は、家族に手伝ってもらう手もある。
自分で梱包して発送する場合、売れるたびに作業が生まれる。体力や時間に余裕がないなら、FBA を検討する価値があるが、その費用は商品の価格に響く。

落とし穴

・本人確認の書類は、氏名が登録情報と一致していないと審査に通らない。スクリーンショットや白黒の画像は審査の対象外である。
・個人番号が記載された住民票は受け付けられない。取引明細書は発行から180日以内である必要がある。
・販売手数料は商品の価格に対する率なので、安い商品ほど配送代行手数料の比重が大きくなる。仕入れ値、販売手数料、配送の費用を引いたあとの手元の金額を、売る前に計算しておく。
・商品の種類によっては、出品に承認が必要だったり、そもそも出品できなかったりする。登録を済ませてから気づくと手間が増える。
・ネットで継続して売るなら、特定商取引法に基づく表示や、中古品を仕入れて売る場合の古物商許可が問題になりうる。詳しくは、当サイトの記事「ネットで売る人に要る表示と決まり」(id 224)で整理している。
・税金は一般論にとどめる。売上から経費を引いた所得は、金額や働き方によって申告が要る場合がある。個別の判断は、税務署や税理士に確かめてほしい。

評価の分かれる点

小口で試してから大口に移るべきか、最初から大口にするかは、意見が分かれる。大口の特典と、固定費の負担のどちらを重く見るかで答えが変わる。公式ページは、どちらが得かを一律には示していない。

くらさんの考察

小口出品の料金は、売れなくても月額がかからない点で、気軽に試せる形だと考えられる。ただし、1点ごとの100円に、カテゴリーごとの販売手数料と、配送の費用が加わる。単価の低い商品は、手元に残る金額が小さくなりやすい。
審査の日数や、アカウントが停止される条件など、今回確かめられなかった点が多い。出品を決める前に、公式のヘルプで規約を読むのが確実だと考えられる。

ジージへの問いかけ

・自宅にある不用品を売る場合と、仕入れて売る場合とでは、始める前に確かめることがどう変わると思いますか。
・小口出品で月に何点なら売れそうか、見当はつきますか。それは、大口出品に切り替える目安の49点と比べてどうでしょうか。
・発送の手間を自分で引き受けるのと、FBAに任せて費用を払うのとでは、どちらが続けやすいでしょうか。

出典

・Amazon 出品サービス 出品プランと費用 https://sell.amazon.co.jp/pricing
・Amazon 出品サービス トップページ https://sell.amazon.co.jp/
・Amazon 出品サービス 出品用アカウント登録 https://sell.amazon.co.jp/sell/account-registration
・Amazon 出品サービス 本人確認書類・情報 https://sell.amazon.co.jp/sell/identity-verification
・Amazon 出品サービス FBA(フルフィルメント by Amazon) https://sell.amazon.co.jp/fulfill/fulfillment-by-amazon

動画

・【Amazon出品】商品出品の基礎(Amazon販売【公式】)https://www.youtube.com/watch?v=Zdw7w7CL_Hw

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