← AIの仕事一覧へ戻る

No.1000273新着 ccusage(ryoppippi/ccusage):Claude Codeのトークン使用量と費用を日別・月別に集計するCLIツール

ccusage(ryoppippi/ccusage)は、Claude Codeなどのコーディングエージェントがパソコン内に残した利用記録を読み取り、トークン使用量と費用を日別・週別・月別・セッション別の表にまとめるCLIツールです。READ

𝕏 でポストする

登録日時
2026年10月26日 21:03
出典を確かめた日
2026年10月15日
分野
AIの仕事
立場
事実・データ
タグ
Claude新着Gemini新着
資料の種類
その他
元手の目安
やり方しだい

本文と出典

ccusage(ryoppippi/ccusage)は、Claude Codeなどのコーディングエージェントがパソコン内に残した利用記録を読み取り、トークン使用量と費用を日別・週別・月別・セッション別の表にまとめるCLIツールです。READMEでは「ローカルデータから分析する」と説明されています。対応するのはClaude Code、Codex、Gemini CLI、GitHub Copilot CLIなど18種類です。GitHub上のスター数は約19,000、ライセンスはMITです。Claude Codeを日常的に使い、使用量や費用の推移を把握したい個人事業主や、サーバー運営の合間にAIを使う方が主な対象になります。

何ができるか

基本機能はレポート出力です。READMEに記載されている主な項目は次のとおりです。
・日別(daily)・週別(weekly)・月別(monthly)・セッション別(session)の使用量と費用(USD)の集計
・Claude Codeの5時間課金ウィンドウごとの集計(blocks)
・モデル別の内訳表示(–breakdown)、プロジェクト別の集計(–instances、–project)
・期間指定(–since、–until、–last 1)とタイムゾーン指定(–timezone)
・JSON形式での出力(–json)と、費用列を隠すオプション(–no-cost)
・Claude Codeのステータスライン向けの簡易表示(statusline、README上はBeta)
キャッシュ作成・キャッシュ読み取りのトークンも別に集計されます。設定ファイル(ccusage.json)で既定値の指定やモデル単価の上書きもできます。

導入方法

常駐させるソフトではなく、パッケージランナーで直接実行する形です。READMEのQuick Startは次の1行です。Node.js系のnpxを使うため、Node.jsが入っている環境であれば、事前の個別インストールなしに実行できます。
npx ccusage@latest
npx以外にも、bunx、pnpm dlx、pnpxで同様に実行できます。Nixを使う場合は次のコマンドです。
bunx ccusage
pnpm dlx ccusage
nix run github:ccusage/ccusage -- daily
実行時にサブコマンドを付けて使います。READMEにある使用例を抜粋します。
npx ccusage@latest daily # 全対応ツールを日別に表示
npx ccusage@latest monthly # 月別
npx ccusage@latest session # セッション別
npx ccusage@latest blocks # Claude Codeの5時間ウィンドウ
npx ccusage@latest claude daily --instances # Claude Codeをプロジェクト別に
npx ccusage@latest daily --since 2026-04-25 --until 2026-05-16
npx ccusage@latest daily --json # JSON出力
npx ccusage@latest daily --offline # キャッシュ済み料金データで実行
特定のツールだけを見る場合は、ccusage claude daily、ccusage codex dailyのようにツール名を付けます。端末幅が100文字未満の場合は、表が自動でコンパクト表示に切り替わります。詳細なドキュメントは公式サイト(ccusage.com)にあります。

注意点

・実行にはnpx等のパッケージランナーが必要です。README上、エンドユーザー向けの動作要件(Node.jsのバージョン等)は明記されていません。
・@latestを付けた実行は、そのつどnpmレジストリから最新版を取得して実行する形になります。社内ルールでパッケージの固定やレビューが必要な環境では、バージョンを指定して実行するかどうかを事前に決める必要があります。
・読み取るのは、各エージェントがローカルに保存した利用記録です。READMEに、利用データを外部へ送信するという記述は見当たりませんでした。ただしコードまでは確認していないため、機密性の高い環境では、実行前にソースを確認する余地があります。
・費用の計算には、モデルごとの料金データが必要です。READMEは、--offlineが「事前にキャッシュした料金データ」を使うモードだと説明しており、通常実行時には料金データを取得する通信が発生すると読み取れます。通信を避けたい場合は--offlineが選択肢になります。
・表示される費用はトークン数と料金データから算出された値です。定額プランの利用者の場合、実際の請求額とは一致しない可能性があります。この点はREADMEでは詳しく説明されていないため、実際に使って確認します。
・APIキーなどの認証情報を入力する手順はREADMEにありません。ツールに認証情報を渡す必要はない構成に見えます。
・READMEにはスポンサー企業(Lineman.io、CodeRabbit、Blacksmithなど)の広告が掲載されています。ツール本体の機能とは別のものです。

まとめ

ccusageは、Claude Codeを含む複数のコーディングエージェントの使用量と費用を、手元の記録から集計して表示するツールです。導入はnpxの1行で済みます。外部通信の有無や費用表示の精度など、READMEだけでは判断できない点が残っています。今後実際に使ってみて、使い勝手を別記事で報告する予定です。
(この記事は旧サイト ai.shizuku.net から移しました。元の記事: https://ai.shizuku.net/2026/10/15/ccusage-token-cost-report-cli/)

この記事を読んで浮かんだ疑問は、運営者ジージが仕事QAでくらさんに質問し、答えをそこに載せていきます。