No.1000063新着 claude-squad:Claude CodeなどAIコーディングエージェントをtmuxで並行管理するCLIツール
複数のAIコーディングエージェントを同時に走らせて、案件ごとに作業を並行して進めたい場面は増えている。Claude CodeとCodex、Geminiをそれぞれ別のターミナルウィンドウで立ち上げ、切り替えながら進捗を確認するのは手間がかかる
本文と出典
複数のAIコーディングエージェントを同時に走らせて、案件ごとに作業を並行して進めたい場面は増えている。Claude CodeとCodex、Geminiをそれぞれ別のターミナルウィンドウで立ち上げ、切り替えながら進捗を確認するのは手間がかかる。smtg-ai/claude-squadは、こうした複数エージェントの並行運用を1つのターミナル画面にまとめて管理するCLIツールである。GitHub上でのスター数は8,300を超え、tmuxをベースにした構成で各セッションを独立したGitワークスペース上で実行する仕組みを持つ。複数の開発案件やサーバー運用タスクを並行して抱える個人事業主にとって、タスクごとに作業環境を切り分けながら一覧で状況を把握できる点は、日々の運用に直結する機能といえる。
claude-squadとは
claude-squadは、Claude Code、Codex、Gemini、そしてローカルで動くAiderといった複数のAIコーディングエージェントを、独立したワークスペースで管理するターミナルアプリケーションである。各セッションはバックグラウンドで実行でき、変更内容を確認してから採用するかどうかを判断する運用ができる。セッションごとに独立したGit環境が用意されるため、複数のタスクを同時に進めても作業内容が混ざり合わない。ライセンスはAGPL-3.0で公開されている。
前提条件
導入前に、以下のツールが揃っている必要がある。
・tmux(ターミナルマルチプレクサ)
・gh(GitHub CLI)
・実際に動かすエージェント本体(Claude Code、Codex、Geminiなど、使用したいものだけで可)
インストール方法
Homebrewが使える環境では、以下のコマンドでインストールできる。
brew install claude-squad
ln -s "$(brew --prefix)/bin/claude-squad" "$(brew --prefix)/bin/cs"
Homebrewを使わない場合は、インストールスクリプトを直接実行する方法が用意されている。
curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/smtg-ai/claude-squad/main/install.sh | bash
この方法ではバイナリが~/.local/binに配置される。コマンド名を変更したい場合は--nameフラグを指定する。
基本的な使い方
インストール後はcsコマンドで起動する。
cs
起動した画面内では、キー操作でセッションを操作する。主な操作は以下の通りである。
n新規セッションを作成
Nプロンプトを指定してセッションを作成
Dセッションを削除
Enterまたはoセッションに接続
s変更内容をコミットしてプッシュ
c変更内容を確認して一時停止
tabプレビューと差分表示を切り替え
q終了
起動時に-y(--autoyes)フラグを付けると、変更の自動承認モードで動作する。README上ではこの機能は実験的なものと位置づけられている。-p(--program)フラグで、セッションごとに起動するプログラムを指定できる。
設定ファイル
設定は~/.claude-squad/config.jsonに保存される。設定内容はcs debugコマンドで確認できる。複数のエージェントを使い分ける場合は、profiles配列に表示名と起動コマンドの組を複数登録し、default_programで既定のプロファイルを指定する形になる。
注意点
claude-squad自体はセッション管理の仕組みを提供するものであり、AIエージェントの本体ではない。実際の処理はClaude CodeやCodexなど、個々のエージェントが担う。したがって、各エージェントのAPI利用に伴う外部通信や認証情報の扱いは、それぞれのエージェント側の設定に従う。claude-squadは加えて、GitHub CLI(gh)を介してブランチのプッシュなどGitHub連携機能を持つため、ghの認証設定がそのまま利用される。
自動承認モード(-yフラグ)は、エージェントが提案した変更を確認なしに反映する動作になる。README上でも実験的機能とされており、業務で使う環境や共有リポジトリで有効にする場合は、対象範囲を限定するなど運用面の切り分けを検討する余地がある。またセッションが開始できない場合は、基盤となるエージェント本体(claudeコマンドなど)を最新版に更新することが案内されている。動作確認はmacOS・Linux環境が中心で、tmuxとghのインストールが前提になる点は事前に確認しておく必要がある。
今後実際に使ってみて、使い勝手を別記事で報告する予定。
(この記事は旧サイト ai.shizuku.net から移しました。元の記事: https://ai.shizuku.net/2026/08/22/claude-squad-cli/)
この記事を読んで浮かんだ疑問は、運営者ジージが仕事QAでくらさんに質問し、答えをそこに載せていきます。